久留米の家
福岡県南部の古い住宅地の中に建つ住宅である。実家の庭に建てられたこの家は、家族とともに育った1本のけやきの木に寄り添うように計画されている。このけやきの木は永きに渡り、葉を茂らせ夏には木陰をつくり、近隣の視線を遮り家族を助けてきたとても大切な木である。
四季の変化による温熱環境を快適にする為に、開口部については位置と大きさ入念に計画した。その中でも、東側の大きな窓は、濡れ縁を介し、けやきの木が作る自然を室内と同化させるという別の意味でも大いに役立っている。
Singapore
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