防音・調音で音環境にこだわったオーディオルーム

クラシックを聴くためのオーディオルームを設計するに当たり、大きく次の二つの点に留意して設計しました。 1.遮音性能 住宅地におけるオーディオルームということで、外部への遮音について対策しました。 外部への音もれは、サッシなどの開口部が大きな要因になっています。そのため、隣家側の外壁については、窓無か、小さな窓として設計しています。 また、壁や天井には専用の遮音パネルを用いて防音すると共に、断熱材として選定したセルロースファイバーも、防音効果に寄与しています。 2.音響性能 フラッターエコー現象やブーミング現象を回避するため、部屋の内寸比率を理想的な比率に近づけながら(今回1:1.4:1.8)、構造体としての梁が、中高音域を拡散しています。音源近くの天井には吸音に優れた天井パネルを用い、床は防音層と共に、床全体の強度を高めるため、根太レスの二重張り剛床としながら、表面は適度な固さを持つ無垢のカリンで仕上げています。
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